住民参加のランドスケープ「池袋本町電車の見える公園」
はじまりは防災まちづくり
豊島区池袋本町地区では、平成7年度から防災まちづくりが行われてきました。
その中で公園づくりは長年の地域の夢でした。いったんは区がJR職員住宅跡地を取得し、住民参加による計画づくりまで行いました。しかし、豊島区の公共施設の再配置計画によって、公園用地が学校用地になってしまい、計画は頓挫していました。
清掃車庫跡地に
その後、地区内にあった清掃車庫跡地を区が取得し、公園計画は再び実現に向けて動き出しました。
住民参加の公園づくり
ひろば検討会
豊島区では、地域の防災まちづくりを行ってきた新しいまちづくりの会を母体に、周辺の方にも集まっていただき、ひろば検討会を組織しました。
事例見学会
検討会では、敷地の状況を把握すると共に、豊島区内や区外の公園の事例の見学も行い、イメージを膨らませました。
ワークショップによる計画づくり
検討会では、ワークショップによって検討作業を行いました。
あたらしい名所
電車の見えるこどもひろば
公園の敷地は、東武東上線に面しています。公園の名前はそこから付けられました。
三本桜
敷地内は三本の桜の木があり、地域の方に親しまれていましたので、現地で保存しました。
お花見の名所に
公園の開園式の日には桜はちょうど満開に。
早くもお花見の名所になりました。
はらっぱ
敷地の中央部は広いはらっぱになっています。
ふだんから自由に使えることはもちろんのこと、災害時にも役立つスペースとなります。